2022年の足尾森作業がスタート!里親植樹地づくりに汗を流しました。
本日1月19日は、毎月一度の育樹デー(作業集中日から改称)です。新型コロナウイルス「オミクロン株」の急な感染拡大のため、電車を利用しての森作業参加者には参加自粛をお願いし、栃木県と群馬県のスタッフ・サポーター10名が集まってくれました。
雪で白一色の森びと広場では、皆さん「今年もよろしくお願いします。」のあいさつから始まりました。今日の9時の気温はー1℃です。天候は快晴、雲一つありません。風も足尾にしてはそれほど無く、絶好の作業日和となりそうです。気になる雪は、道路には全くありませんでしたが、広場には10cmほどありました。本日作業予定の臼沢西の斜面に雪は見えません。
コーヒーを入れ打ち合わせを行い、予定していた臼沢西の土留め作りをすることにし、大ハンマー、小ハンマー、背負子、鉄筋、万納、スコップ、甲羅板を軽トラに積み込み、作業場に向かいました。
今日のメンバーは百戦錬磨のベテランばかり、各々がそれぞれの持ち場に就いて作業が始まりました。斜面は石ころだらけで、土留め用の板を押さえるための鉄筋を打ち込むと大きな石に当たり、打ち込めず鉄筋が曲がったりと、苦戦を強いられる場所もありました。それでも何とか、U段12枚・W段11枚・X段13枚、合計3段、36枚を完成させることが出来ました。運び上げた資材を使い切ると丁度12時でした。作業に区切りをつけ集合写真を撮影し、昼食のために下山しました。
下山すると松村宗さんと福原さんが、ハウスの前の雪かきをしてくれました。いつも気を使ってくれる二人です。有難うございます。そして、今日の差し入れもたくさんありました。林子さん、清水さん、橋倉さん、大野さん有難うございました。昼の気温は2℃、風も少し出てきて寒くなってきました。水道も水タンクも凍ったままで出てきません。水は多めに持参したので良かったです。
午後の作業は、民集、松木、新松木の杜の獣害柵の点検班、みちくさの庭の点検班、新植樹地に運ばれる黒土をならすトンボを作る班、それぞれの班に分かれて作業をすることとしました。トンボは角材と甲羅板を利用して3個作りましたが、少々重いようで改良の余地があるかも知れません。獣害柵には異常はありませんでした。
本日の、作業者は鎌田さん、松村健さん、松村宗さん、山本さん、橋倉さん、大野さん、福原さん、清水さん、林子さん、筆者加賀でした。今年最初の森作業でしたが、皆さん生き生きと作業が出来ました。お疲れさまでした。(報告:足尾スタッフ 加賀春吾)
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