色づき始めた森の木の葉たち。秋の気配を感じながら森作業
本日は9月25日(土)、昨日までの暑さから一転し、涼しい1日となりました。
森びと広場の8時30分の気温は16℃。中倉山の尾根は雲に覆われています。本日の森作業は福原さんと筆者の2名です。コーヒーを飲みながら本日の作業打ち合わせをしました。23日の森作業で刈り残した臼沢の森内のJR貨物労組植樹地の草刈りを行い、草刈り後は、臼沢西の森に「里親植樹」用の黒土を運ぶことにしました。
軽トラックに背負子と鎌を載せ、臼沢の森へ出発。曇り空のためか、森の中は薄暗く肌寒く感じます。階段を登っていくと黄色くなった落ち葉やドングリの実が落ちています。
植樹地に着き、斜面を見上げると上部に草が伸びています。刈り取られた草で足を滑らせないように気をつけながら斜面を登り、幼木に気をつけながら草を刈りました。篠竹が立っていても枯れてしまっている幼木もあり、人間の都合に合わせた育樹作業に反省です。いつの間にか霧雨が降り出していましたが、汗ばむ体には気持ちがいいミストシャワーになりました。
刈り進むと草に負けずに葉を広げるコブシやミズナラが顔を出しました。臼沢の斜面に根を張り、森の主役になろうと頑張る幼木たちから元気をもらいました。
一面の草刈りが終わる頃には雨も上がりました。草の生長を見ると土壌が良くなっている表れかと感じますので、10月12日のJR貨物労組の育樹活動では丁寧な補植をお願いします。
下山し、臼沢の入口に着いたのが10時30分。昼まで臼沢西の森に黒土を運びました。一番下に置かれた黒土の袋は水分を含み重さが増しています。お互いに背負子に黒土2袋を積み運びました。一歩一歩足元を確認しながら階段下まで運び、7往復、28袋を運ぶことができました。
昼食後は、新松木の杜の道路側と林内の通路の草刈りを行いました。草が生えるのはあっという間です。林内は松木川までの歩行路の草を刈りました。
広場に戻りながら、松木の杜の道路わきの草や、看板前の草を刈りました。草刈り後は刈り払機の後点検を行い本日の森作業を終了しました。午後、青空が少し顔を出しましたが、3時半過ぎには小雨となり、臼沢西の森の幼木たちには恵みの雨となりました。
小さいながらも木々の葉が色づいてきました。秋が深まっていくと森全体が赤や黄に色づき松木を訪れる皆さんの目を楽しませてくれることでしょう。
本日の森作業は、福原、清水でした。(報告・清水卓)
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