幼木から若木に生長するまで見守る人の心得
23日、森びと栃木県ファンクラブの弘永さんからメールが届きました。昨年10月に植えた日光市板橋の「城山の森」に植えた苗木の様子を観てきた写真がメールに添付されていました。
散策時間は午後1時頃、天気は曇り時々晴れ。「城山」に植えた1.000本の苗木は総じて根が活着し、虫による害も見られなく、若葉を見ていると元気に育っていましたということでした。
地表は草が茂っているということではないので、土壌が雨によって崩れることが心配だ、というコメントがありました。
また、稜線に造られている道が雨によって削られ、木々の根が露出している状況を心配していました。弘永裕介さん、報告ありがとうございました。
以前、植樹用に造った間伐材の簡易階段が近道とし利用されていることを発見しましたので、県ファンクラブは通行禁止の対策をしました。木々が生長すると、葉や枝が雨の力を弱めてくれますが、それには時間がかかります。土砂流出を防いでくれるまでにはもう少し時間がかかります。
地域の方々やハイカーには「城山の森」を大いに楽しんで欲しいのですが、森の木々たちの機能が発揮されるまでは木々の生長を見守ってください。(報告・高橋佳夫)
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