シニアの本気度が発揮された「里親植樹」地づくり
本日は5月29日(土)、足尾の天候は晴れです。午前9時の気温は19℃、暑い1日になりました。
足尾ダムで福原さんと森作業に参加するスタッフを待っていると、リュックを背負った登山者の団体が通り過ぎました。中倉山の「孤高のブナ」に会いに行くようです。
作業小屋に着き、本日の森作業についてミーティング行いました。本日は、臼沢西の森「里親植樹」の植樹地づくりを行うことにしました。
軽トラに唐グワ、スコップ、鉄筋、ハンマー、背負子などを積み込み、臼沢西の森に向かい整地作業を開始しました。
臼沢の森の前に保管してある甲羅板を背負子に積みます。運び上げる作業は、甲羅板が長いので入口ゲートに入るときや金網沿いを歩くときは体勢を横向きにして運ばなければなりません。岩が多く足元に注意しながら運びました。黒土は、20リットル入りの袋を25袋運び上げました。
臼沢の森入り口に保管されてあった甲羅板をすべて運び上げました。筆者も含めて、4人の高齢スタッフでやりきってしまったことに驚きました。
昼食後の休憩時間に、先日26日に鎌田、福原両スッタフが、アオキやヤマザクラ、モミジなど26本を補植した壬生北小学校の子供たちの植樹地を見に行きました。その後、「みちくさの庭」に小鳥たちの“ミーティング台”をクマや猿に壊されないようなものを作ったというので福原スタッフに案内してもらい見に行きました。
午後の作業は、階段左側の急斜面に横列の配置を決めて、甲羅板2枚を鉄筋で支え、土留めづくり作業を行いました。臼沢西の森の新たな植樹地は17段つくれることが分かり、最上段の列は甲羅板13枚分の長さがあることがわかりました。作業を終え、スタッフからは「やりきったことに感動した」と感想が出されました。
「みちくさの庭」の草花たちとキジの夫婦に癒され、森作業の疲れも吹き飛ぶ一日になりました。参加された森びとスタッフ・サポーターの皆さんお疲れ様でした。
本日の森作業は、加賀、福原、済賀、筆者・大野でした。
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