極寒の中での森作業に汗を流す
本日、足尾に着くと松木沢方面は吹雪いているようで、山の稜線が見えませでした。途中の道には積雪はほとんどありませんでしたが、森びと広場は約10cmの雪がありました。気温はー3℃です。早く着いた清水さんがストーブに火をつけて小屋を暖めておいてくれました。
今日20日は月に一度の森作業集中日。森びと精鋭が10人集まってくれました。早速打ち合わせをし、臼沢の獣害防止柵の修理に6名、民集の森の柵修理に4名の2班に分けて作業をすることにしました。臼沢班は、ネット、幹ガード、ペグ、針金、ハンマー、民集班は、獣害防護柵(金網)と単管パイプ、大ハンマー等を持って現地に向かいました。
階段は雪に覆われて見えず、下に枯れ葉があり滑りやすくなっていました。一歩一歩踏みしめて上がっていきました。猪が穴を掘ったり、落石で壊れた防護柵の下の部分に網を張り、下から野ウサギや猪が入らないようにペグで留めていきました。入口の部分も小川さんと濟賀さんが幹ガードを利用して作り直しました。
この作業には12時まてかかり、作業時間が短く感じました。今月から1時間遅く集合になっていたのを忘れていました。お昼なのですが、柵が破られているところがあるということで、まだ余力がありそうなので3人ずつ分かれて修理をすることにしました。
現場はかなり急な斜面で、その上雪が積もっているので登るのには苦労しました。時折風がゴーと唸り声を立て、雪を巻きあげ顔を叩きました。それには負けずに頑張って作業を進めました。左側は網が破れているところが多くあり、時間も13時になっており全部やり切れず次回にやることにしました。下りは、登りよりも足元が滑るためゆっくりと降りてきました。
下山後、遅い昼食を取り、次回26日にやる作業に使う資材の準備し今日の作業は終了しました。
本日のスタッフは、鎌田さん、松村宗さん、山本さん、大野さん、小川さん、済賀さん、清水さん、小柴さん、弘永さん、加賀でした。お疲れさまでした。(報告:加賀春吾)
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