大寒波の南下は“温暖化が原因”?
九州から中国地方そして北陸方面では大雪に注意という報道ですが、立春の東京都内は太陽の陽が眩しいという天気です。
近くの小さな公園で春を待つ樹木に耳を近づけてみると、“温暖化と言われているから少し早めに蕾を大きくすると、大寒波が襲来する。蕾が縮んだり膨らんだりするにはエネルギーが欠かせない。冬季の栄養は冷たい地中の根だけからの吸収なのよ。立春は寒暖の差が激しい季節だが我慢をするが、ここまで寒いと大変なのよ!と、ささやいているようだった。
今日の朝、大寒波は温暖化が原因?というニュースがTVニュースで流れた。情報元の「国立極地研究所」の資料を読むと、どうもユーラシア大陸の異常寒波は北極海に流れ込む暖流の蛇行に要因があるらしい。「本来はユーラシア大陸上に流れ込んでいた北大西洋上の温かい空気は南風として北極海に入り込みやすくなり、北極海は温められ、かつ海氷をより北へ押し流すことでその面積を縮小させる。一方、大陸には熱が運び込まれなくなるために寒くなる」と言われている(国立極地研究所)。
ようするに北大西洋に流れ込む暖流の元はメキシコ湾から流れ出している温かい空気。これが温暖化で温められているということが原因らしい。(理事 髙橋佳夫)
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