春よ来い!冬本番の足尾・松木沢で植樹祭準備と獣害対策が進む!
1月30日9時30分、「森びと広場」の寒暖計は-3℃を示しています。カーラジオからは、全国的な寒さによる被害が数多く伝えられています。水道管の破裂で断水が続く市民への給水作業を続けている自衛隊に感謝しているとのことです。異常気象の猛威は世界中の市民の暮らしを脅かしているようです。足尾に向かう途中の男体山は、わがままな人間たちの暮らしを睨んでいる様子でした。
先週の森作業は(23日)は大雪の為に、安全を優先し作業は中止にしました。本日は、森びと広場の20センチほどの雪が私たちを迎えてくれました。散水は24日に加賀、済賀スタッフがやってくれましたので、本日の作業は前回中止となった臼沢の金網張り作業です。松村(宗)スタッフ、橋倉スタッフは鉄筋154本、金網(30㍍・10㎏)を4個準備してくれました。
臼沢の森(昨年植樹した箇所)に入ると、シカの足跡が確認されました。これではたまりません。 松村スタッフによれば、親シカ2頭、小シカ1頭を目撃したと報告がありました.
作業は、すでに張ってあるネットの下半分の部分に金網を重ねました。これで野兎の侵入は防ぐことはできましたが、ネットを飛び越えようとする鹿の害には不安が募ります。
作業を終えて、臼沢の森ゲートを閉める際、足跡が外に向けて続いているのを発見しました。岡部スタッフが用意したドローンはあいにくバッテリートラブルが発生し、上空からの観察は出来ませんでした。因みに、ドローンはバッテリー容量が減少すると、自動的に発進した場所に戻って来るようです。
作業小屋に戻ると13時を過ぎていました。遅い昼食を摂り、久しぶりに会うスタッフもいたので話の話題は尽きませんでした。食後、闘病中の竹内アドバイザーに激励の寄せ書きを書くことになり、ご覧のように森びとスタッフからメッセージを書きました。
ブログを作成中に、ラジオでは宮崎県でウグイスの初鳴きを聞いたということが紹介されました。着実に春へと季節は変化しようと準備しているのだと感じました。来月の4日は暦の上で春です。心が躍る日もまじかです。 本日のボランテイアは、鎌田、小井土、松村(宗)、松村(健)、橋倉、岡安、加賀、小川、岡部、福田(哲)でした。
(報告 福田哲男)
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