“森と生きる恩送り”という智慧を描きたい2018年
明けましておめでとうございます。
マスメディアからは今日からいつもの生活に戻れるかのような雰囲気が報道されていますが、“森とも”の皆さまの年の初めはいかがでしょうか。小生は新年にあたり、“知識を知恵に、その知恵は生存が不安定な事態に背を向けず、できることに挑戦する森びと”でありたいと手を合わせました。
昨年末から新年にかけて日本、アメリカ東部、ロシア等では寒波が襲来しています。アメリカミネソタ州では気温が93年ぶりにマイナス38度になり、ペンシルベニア州では大雪で「非常事態宣言」が発せられました。
森では鳥たちが心を和ましてくれていますが、耳を澄まして鳥たちの鳴き声を聴いてみると、それは私たちへのメッセージかもしれません。そんな事が気になる仕事始めです。
日本の先人が暮らしの中から語り継いできた“森と生きる知恵”を紡ぎ、私たちの森づくりで培った知識と織り合せて、「森と生きる恩送り」という暮らしを支える智慧を温かい布に仕上げて次世代へ継承していきたいものです。本年もよろしくお願いします。(理事 高橋佳夫)
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