森と生きる部活動を創りだせるか、“森ともジュニア?”をサポートしました
南相馬市の「鎮魂復興市民植樹祭」から足尾入りした翌日の朝。チカラシバの穂に昨夜の雨が凍っているような様子は足尾松木沢の草紅葉の始まりです。
今日は桐生市の樹徳高校理科部生徒の部活動サポート日。8時過ぎからサポート準備を始めて、「みちくさ」のストーブを焚いて生徒を待ちました。
カリキュラムは、“どんな部活動をするのか”という、そのきっかけを掴んでもらう私たちのレクチャーで、昼前は筆者、仁平スタッフ、橋倉スタッフが担当、午後は松村スタッフからのレクチャーと意見交換でした。
仁平スタッフは松木村跡地にある祠の前で村人に視点を当てた足尾の歴史を、橋倉スタッフは13年間に育てた臼沢の森内で森の機能について、松村スタッフは森づくりで学んだ事についてレクチャーしました。
意見交換では、どんな活動をしていくのかというテーマに絞って話し合い、最初はテーマを絞った話にはなりませんでしたが、桐生市梅田地区にある「樹徳高校の森」に入って活動を発見できるのではないか、という話になりました。企画立案作成に向けたこれからの活動に期待したいと思います。
小雨の中の部活動のサポートでしたが、真剣に学ぶ生徒達の姿は“森を大切にし、森と生きていく森ともジュニア”の様でした。何かひとつでも部活動のきっかけを掴んでくれることを願っています。広井先生、家住先生、丹羽先生お疲れ様でした。
最後に記念写真を撮った後、カツラの葉の香りはどんな香りは「甘茶の香りがします」と言われました。ところで「甘茶」とはどんな香りなのか、調べています。何か、深い意味があり、生薬ということで身体にもよろしいようで。後日報告します。(報告 高橋佳夫)
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