「足尾のカモシカ」と言われた元森林技官・村上さんにご挨拶
午後1時に仁平スタッフと待ち合わせ。地元農家生産の野菜を販売している店で食材を購入、そして足尾入り。まず、足尾向原に住む当会アドバイザーの村上さん宅へご挨拶。
今年で86歳になる村上さん、昭和63年に植林した当時の現場の様子を伺った。この地は、足尾から半月峠に向かう途中の斜面。煙害の影響ではげ山にはならなかったものの、土壌が悪い地。ススキも育たない笹が多い地に植えた苗木が育っている現場を12月に発見した私たち。
当時の責任者であった村上さんの名前が書いてあった杭の写真と木々の生長を見てもらった。31年前の植林でしたので、村上さんの記憶はかすかに覚えている程度でした。
村上さんは、「足腰が弱ってきたので、今年の植樹祭では現場を見てみたい」と言うので、植樹祭時には迎えに来ることを約束しました。それまでに、「私の記念にしたい”詩”を書いておくから」、と現場が見えることを楽しみにしている様子でした。
「どくだみ荘」に着くと、雪が降ってきました。明日から、植樹祭の準備に入ります。
(理事 高橋佳夫)
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