福島県人として、原発に頼らない暮らしへダッシュ
先日(9日)、福島市公会堂で開催された「福島から変わる、日本を変えるシンポジウム」に妻と共に参加した。東日本大震災から明日で5年目を迎え、復興の加速が見えるが、未だ10万を超える人々が避難生活を余儀なくされ、暮らしの中では風評被害も根強い。
シンポジウムは、「ふくしま自然エネルギー基金設立」発起人代表の佐藤彌右衛門氏をはじめ、桜井勝延南相馬市長や多くの賛同者によってスタートした。基調講演は、「自然エネルギーが日本を変える」の演目で小泉元内閣総理大臣が行った。小泉氏は、「原発は、安全で、コストが一番安く、クリーンなエネルギーだという3大スローガンは全部嘘だ」ということを批判し、再び、安全第一から収益第一、経営第一になってきたことの不安を語った。今後も原発ゼロをめざし闘うことも明らかにした。
このシンポジウムには、平日にも関わらず福島県人をはじめ県外からも多くの参加者があった。同席した私たちも勇気と元気をもらった有意義な1日だった。早速、ふくしま自然エネルギー基金の賛同者の手続きしを行い、原発に頼らない暮らしへスタートした。(報告:福島県FC東城敏男)
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