幅420㍍×高さ約100㍍超えの松木渓谷の巨大な“幕岩”
松木渓谷には巨大な岩群があり、クライマーの中ではこの岩群を「幕岩」と言っています。この幕岩の巨大さを測量しよう、と現地に入りました。昭和30年代から松木渓谷にアタックしているクライマーは、「以前はこの幕岩にアタックしたのだが、今、アタックするクライマーはいなくなった」という所です。
“みちくさ”から松木川沿いをゆっくり歩いて45分で「幕岩」に到着します。途中、木々の葉の足音を聴き、碑の調査や沢の場所と名称の再確認をして行きました。
幕岩に着くと、50㍍の巻尺を使って、岩群の幅を測ったところ420㍍ありました。松木川2号ダムを中間点として、幕岩は松木川の下流で250㍍、上流で170㍍の幅がありました。
高さは自作の測量器を持参しましたが、河原からでは近すぎて測れませんでした。目測で100㍍は超していると思います。上の写真では人間の姿は見づらいですが、中央右に立っている2人と岩の高さを比較してください。
今後は、この幕岩の巨大さをドロンで撮影し、皆さんに伝えていきたいと考えています。
今日のスタッフ:仁平、加賀、唐澤スタッフと佐藤さんでした。(報告 髙橋佳夫)
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