北東北の今後10年間の森づくりがスタート!
みちのく事務所が木を植えてから今年で10年を迎えました。その場所は岩手山(写真)の麓です。昨日の岩手山は、この麓に木を植えてくれてありがとう、というような姿をみせてくれました。
昨日は、みちのく事務所の森びらき。岸井成格理事長も出席し、10年間にわたって森を育てているみちのくの皆さんにお礼を述べ、これからも“山と心に木を植える運動”を地道に継続していきたい旨のあいさつをしてきました。
会は、事務所のアドバイザーである『岩手日報』代表取締役社長・東根千万億さんの乾杯のご発声を受け、泉山所長の抱負やスタッフの皆さんの自然と命を大切にする思いを語り合い、出席者の懇親を深めてきました。
それにしても北朝鮮のミサイル発射の事実を岸井成格理事長の講演で聞くにつれ、人間はどうして生物社会と人間社会を人間の力(武力や技術など)で支配しようとするのか、と考えさせられました。
来月は、東日本大震災とフクシマ原発事故から5年です。私たちは人間の力(技術力)で自然を支配できないことを経験してきました。北朝鮮の農民と市民の暮らしをニュース等で見ますが、一部の人間の支配によって犠牲になっているのが農民、市民ですので、この事実を忘れてはならないと思います。5年前には、人間が努力すれば自然は私たちに加勢してくれることや、心ある人間は支え合い、助け合うことを経験してきました。この経験を思いだけでなく、私たちの大きな力にしていかなくてはいけない、と心に刻みました。(東京事務所 清水 卓)
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