足尾・松木渓谷の丹平治沢の隠れた滝を魅了しました
今日は待ち遠しかった丹平治沢の本滝を拝んできました。
「みちくさ」を訪れてくれているロッククライマーの大木さんと出会って3年が経ちますが、大木さんから「丹平治沢の本滝を案内してやるよ」、言われて、是非とも行ってみたいと思っていたことが今日、実現しました。途中の渓谷は秋色が映えていました。
「みちくさ」から歩いて約40分の左岸が丹平治沢。右岸には幕岩が聳え立ち、その対岸の丹平治沢入口から歩いて行くと、7m程の岩壁。一本のザイルを頼ってこの岸壁をアタック。
ザイルを支えているのはウリハダカエデ。
このカエデまでヒョイヒョイ登って、命を預けるザイルを落としてくれた大木さん。ザイルを頼りに岸壁を上って、二つ目の岸壁に到着。
10m程の岩をザイルを頼りにアタック。登りつくと、そこには大きな岩肌から流れている冷たい水滴が顔に当たる。ここが本滝、水を蓄え、少しずつ適量に流してくれてありがとう、拝む。
振り返ると、幕岩が聳え、その奥には孤高のブナが寂しそうに立っていました。
下りはザイルの有難さを存分に味わって、本滝を後にしました。初めての沢登りを経験した森びとの私たち。
サポートしてくれた大木さん仲間たちに感謝です。その上、大木さんの手の込んだスープ、健康管理を考えてくれた昼食のオカズをご馳走になりました。
次は、「ウメコバ沢の滝、それとも小足沢の滝に行こうか」と、誘ってくれた皆さん。本当に素晴らしい経験をさせていただきありがとうございました。(理事・高橋佳夫)
本日、大木さんと同行していた有井です。皆様、初の岩場お疲れ様でした!ブログを見て、初めてこういう活動をされている事を知り素敵だなって思います。又、ご一緒出来る時を楽しみにしています。
投稿: 有井 千冬 | 2015年10月10日 (土) 22:33