南相馬市の防災林用苗木づくり準備はじまる
猛暑日の今日は、つくば市にある「NPO法人地球の緑を育てる会」の苗木づくり基地を見学してきました。見学の目的は、南相馬市の防災林づくりで植える苗木づくりを進めていくためのアドバイスを頂くためです。当委員会の苗木づくりは落葉広葉樹を育てていますので、照葉樹を育てているプロの地球の緑を育てる会のノウハウを学んできました。
向かえてくれたのは副理事長・須藤高志さんとその仲間たちでした。苗木づくり基地に着いたときには三人で撒水をしていました。現在、約10万本の照葉樹を育てていると言うことでした。何といっても今の時季が一番大変な時であり、毎日の育苗作業で疲れ気味だと言っていました。
苗床には今年夏に採集したタブノキが芽を出していました。皆さんからは、照葉樹の育苗は冬の寒さ対策が重要だと言われました。気温が5度以下になると木々が縮み込んでしまうようです。照葉樹の越冬はビニールハウス内が良いと言うことでした。足尾はつくば市と比較すると格段に寒いので、足尾用の越冬対策を講じなければならないようです。
作業小屋でのアドバイスでは西瓜をご馳走して頂きありがとうございました。また、駅まで送って頂きありがとうございました。皆さんとは今年12月に間伐作業でお会いすることを約束して帰路につきました。
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