6142個のドングリにいのちを吹き込みました
北東北・八幡平の紅葉は丁度見ごろとなってきました。みちのく事務所が苗作りをしている県民の森付近はこれからが紅葉の見頃です。そんな中私たちは10月9日(土)、岩手県民の森で第8回八幡平ふるさとの森づくり(ポット苗づくり)を開催しました。天候は曇りで雨が心配でしたが最後まで雨は降りませんでした。このポット苗づくりに参加してくれたのはJREUの盛岡、秋田、仙台の皆さんとその家族そしてOBの皆さんなど総勢125名でした。
前段、事務局とスタッフは黒土に腐葉土、砂、バーク堆肥を混ぜてポット苗づくりに使う土壌づくりを行いました。開会式を行った後、昼食をとり休憩した後にポット苗づくりを始めました。作業は3班に分かれて、最初にミズナラ・コナラ・カシワの苗づくりを行いました。続いてクリを撒き、最後にはトチノキの実を撒きました。今回、ドングリたちにいのちを吹き込んだ個数はミズナラ・コナラ・カシワが4.545ポット、クリが1.024ポット、トチが573ポットで合計6.142ポット(個)でした。
苗床にはネズミなどの食害対策の一環として、クリとトチの苗木を入れたトレイの下とトレイの上部に杉の葉を掛けておきました。ミズナラなどのドングリポットを入れたトレイの下とその周囲にはニコチンエキスをジョウロで撒きました。来春の雪解け後にその効果を期待します。これからも動物との共存・共生と知恵比べが続きます。
森づくり(ポット苗づくり)に参加してくれたボランティアの皆さんありがとうございました。
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