若木に涼しさと元気を与えています。
昨日(30日)も雷様は怒りませんでした。足尾・松木沢では雨が降ってくれませんでした。下界は猛暑の暑さでぐったりしてしまいますが、昨日の天気は曇りでしたので標高960㍍での草刈り作業は爽やかな風をうけて始まりしました。昨日は5月に植樹した場所、約1千㎡の面積を21名で草刈りしました。
足尾での草刈りは29日~来月4日(3日除く)まで行われていまます。作業は梅雨が明けてからの短期間でできることになりました。
一気に作業ができるのは、全期間JREUの皆さんが協力してくれることになったからです。事務局一同、心から感謝申し上げます。
雷様が少なく雨が降らない日が続き、少ない地中の水分は蒸発していきます。若木はこの時期、光合成によって栄養を蓄えて大きく育とうとしています。しかし、若木の葉が陽を欲求していことを、雑草が遮っています。その上、少ない水分を雑草も吸収してしまいす。この時期、一気に草刈りができることは、足尾の地に若木たちがしっかり根を張れる環境がつくれるということです。
作業現場では各自がノコギリ鎌と水を持って、事務局員から鎌の使い方を教えられ、雑草と一緒に若木を切らないようにと注意を受けて、草刈り作業は続けられています。
29日は一昨年に植樹した場所の草刈りをしました。本日(31日)は06年に植樹した場所の草刈りです。暑くなりそうな天気予報ですが、ヒグラシの鳴き声に癒やされながら草刈りです。私たちが地球とともに生きていくための、人間にとって当たり前な自然への働きかけをつづけます。
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