苗木分け作業がはじまりました
今月1日から苗木分け作業をはじめました。昨年10月に小さなポットに蒔かれた5万個以上のドングリは、今年の春、約3万本が芽を出しました。このドングリは参加者の地球を救う熱い思いが込められて、台風の影響でどしゃ降りの雨の中で蒔いてくれたものです。その思いを受けたドングリは、今では眩しいほどの黄緑の若葉を揺らして、太陽とポット内の土から栄養を摂っています。いのちを吹き込んでくれた参加者の皆さんに感謝です。
昨日(3日)の作業は4人で行いました。事務局二人とシンガーソングライターのChojiさん、そのマネージャーの中村さんの4人でした。Chojiさんは、森びとプロジェクト委員会のイメージソングである「心の森」という歌を作詞作曲し、自費でCDを製作してくれた方です。この歌は2005年からはじまった「足尾・ふるさとの森づくり」に参加した以降、創作活動に入り「心の森」と名付けました。彼はその後も森づくりや育樹活動にも参加し、自然と人から知恵をいただいているそうです。そんな彼ですからCDの売り上げの一部を当委員会に寄付していくのでよろしく、と言ってくれました。(「心の森」に関しては彼のホームページをリンクできるようにしておきます。)
昨日は4人で780本の苗木分けを行いました。20㌢以上もの根を付けているミズナラ、コナラを優しく手にとって、ポットに分けました。Chojiさんは16時過ぎ、3年前に植えた植樹会場に立って、2㍍以上に育った木々が小さな森をつくっていることに感動していました。
苗木分け作業は生命(いのち)の森づくりの主木に育つように、まだまだ続けられます。
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