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2021年9月11日 (土)

幼木の生長を感じる臼沢西の森の育樹作業

 本日は9月11日(日)、作業小屋の9時の気温は21℃です。橋倉さんが入れてくれたコーヒーを飲みながら本日の作業打ち合わせです。

 本日の森作業は、15日に行う里親植樹・宮脇昭最高顧問慰霊の植樹地の黒土をならし整地することと、プレ・第1回~第3回の里親植樹地の草刈り、苗床に保管している苗木の準備です。

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  小雨が降っているので、カッパを羽織り、刈り払機、鎌、鉄筋を打ち込む大ハンマー等を軽トラに積み込み出発です。

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 臼沢西の森に到着し、加賀さん、橋倉さんは植樹地の整地、済賀さんは刈り払機で草刈り、筆者は、鎌で苗木周りの草刈りを行いました。苗木より草の生長の方が早く、1カ月もたたないうちに草で覆われてしまいます。

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 作業を行っている間に小雨も上がり、カッパを脱いで作業継続です。草の種が飛んできて生え広がると思いますが、いろいろな種類の草が生えています。つる草も伸び、幼木に絡んでいます。幼木を傷つけないように幹を確認しながら草を刈り、根元に置いてマルチングします。

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 刈り進んでいくと、土留め板にカマキリがとまっていました。今日はセミの鳴き声が聞こえません。空を見渡すとトンボもあまり飛んでいません。里に降りて行ったのでしょうか。季節が秋へと変化していることを感じます。 

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 草刈り後の幼木たちを見ると、葉を広げ、枝を伸ばし、植樹から数カ月ですが生長を感じます。「里親」としてうれしくなります。臼沢西の急斜面にしっかりと根を張り、豪雨に耐える森に生長することを願い、鎌を握る手に力が入ります。秋から冬になるとエサを求めるシカやサルが入り込んできますので獣害対策にも気を抜けません。

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予定した整地と草刈りを終え下山しました。遅い昼食をとり、午後は15日の植樹用の苗木の準備をしました。夏の暑さで葉を落としたトチノキは、青々とした葉を広げています。トレイに詰めて、水をたっぷりと根に吸わせました。 

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苗木の準備を終え、明日作業を行う「みちくさの庭」と「みちくさの畑」を確認しました。土壌の良さから草の生長も早いです。あざみの花には蝶がとまり蜜を吸っています。リンドウが背を伸ばし紫の花を咲かせていました。

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Img_4137明日の作業打ち合わせを行い、本日の作業を終了しました。本日の森作業は、加賀、橋倉、済賀、筆者でした。(報告・清水)

 

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