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2021年8月 9日 (月)

雨の中、宮脇先生追悼・里親植樹の準備をしました

 今日は76年前、長崎に原爆が落とされた日です。国際的には広島・長崎の被爆者や多くの国民が希む「核禁止条約」に各国はサインしていますが、日本政府の否定的な姿勢に多くの国から批判が出ているニュースを聴きながら、足尾に向かいました。足尾に向かう途中の田んぼの稲は穂が垂れてきました。あと1ヵ月もすれば里の風景は黄金色に輝くことでしょう。
Img_2085 Img_2087 足尾着くと雨が降っていました。8時45分の気温は22℃、涼しくて作業するには良いのですが、雨具を着ての作業は蒸れて汗が噴き出します。オリンピック競技選手の気持ちが分かるようです。作業の打ち合わせを行い、午前中は橋倉さんと松村健さんは18日に行う里親植樹に使う苗木の選別ですが、かなりの苗の葉が茶色に変わり、衰弱しているようでした。里親植樹用の苗木が心配です。鎌田さんと濟賀さん、私(加賀)は、18日の会場となる臼沢西の西側のエリアの一番上と2段目に土を運ぶことにしました。Img_2088
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Img_2094「臼沢西の森」に着くと、雨が激しくなってきました。そんな中をひたすら土運びです。鎌田さんは植樹地の草刈りをしてくれました。途中から松村健さん、橋倉さんも合流し土揚げです。土揚げを終わらせないと、宮脇昭先生の追悼植樹が危うくなります。そんにことにはさせないと、私たちは雨の中を土揚げ作業を続行しました。 ♪♪土砂降りの雨の中を私は歩く♪を口ずさんで気分を軽くしました。

2004 足尾の荒廃地で枯れた苗木をみる宮脇先生(2004年)

 お昼を挟んで、午後も土運びです。20ℓの袋はたっぷりと水を吸い込んでおり、2袋背負うとかなりの重さです。だんだんと足が震えてきました。それでも、95体を途中の階段下まで運ぶことが出来ました。昨日と合わせて125体で18日の里親植樹には足りる数は上げることが出来ました。残りの時間で上の植樹地までいくらかでも運んでおくことにし、3分の1ほど運び揚げました。

Img_2098 Img_2101 Img_2104 カメラに雨滴が付いてボケて見にくいところもありますが、お許しください。降りしきる雨の中、少しでも宮脇先生の遺志に近づこうと頑張った森作業お疲れさまでした。本日の森作業スタッフは鎌田さん、橋倉さん、松村健さん、濟賀さん、筆者(加賀)でした。(報告:加賀春吾)

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