南相馬市のシロダモや苗木に元気をつけてやりました
1週間のご無沙汰ですと笑顔で育苗場に集合したシニア応援隊スタッフの面々。チョット涼しいと感じますが、日差しは強い。作業打合せは簡易テントの中で、盛りだくさんの作業を分担し、配置について作業開始。
まずは、地元産のシロダモの幼木をトロ箱からポットに移す作業、そして育苗場の苗木の樹種・本数確認、さらにポット内の土・肥料の補充作業とタンクの給水作業を行いました。
育苗作業の注意事項、タンクの給水作業の実習は岩橋さんからしつかり受けました。一段落してからは、岩橋さんから頂いた熱中症対策として麦茶・塩飴、渡部代表から頂いたアイスや甘いケーキの差し入れで鋭気を養いました。
引き続き作業を開始。シロダモの苗分けは144本出来上がりました。2、3年経つと大きく生長してくれることを祈り枯らすことのないように見守っていこうと幼木にも話しかけていました。また、土が不足しているポットにはアリが巣をつくつていたのでそれを取り除きました。ポットの表面ばかりに気をとらわれず、全体を見ることの大切さに気付かされました。
作業現場では、楽しく作業をしていながらも、様々なアイデア、新たな発見や森作業のヒントが生まれ、とても有意義な時間となります。今年も育苗場周辺には白いユリが咲き、野性的な甘い香りは私たちの疲れを癒してくれました。コロナ感染拡大や猛暑に負けずに4.851本の苗木を元気に育てていきます。今日の作業スタッフは、菅野、松林、岩橋、原田、道中内、菊地、筆者でした。
(報告 東城敏男)
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