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2017年11月 3日 (金)

ポカポカ陽気の松木沢渓谷で、植樹の準備完了!

 3日9時、森びと作業小屋玄関の寒暖計は9℃を示しています。自宅を出発した時は、どんよりとした雲がたちこめていましたが、足尾に近づくと、雲一つ無い晴天でした。天気予報は大当たり!無線機のスイッチをいれると遠くは筑波山山頂からのCQを聞くことが出来ました。なるほど、山頂ではこの晴天を独り占め出来るのです。ダムゲートから森びと広場までの間に、二つの山岳パーティー・合わせて10名くらいの方々に会いました。どうぞ絶好コンデイションの山業を堪能して下さい。本日は埼玉県在住の佐藤さんが助っ人として駆けつけてくれました。彼女は何回も足尾に通っている方で、薪ストーブの点火も興味深くウキウキしながらのぞき込んでいました。

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2_2  本日は、ポット苗撒水班と「臼沢の森西」の植樹準備班とに分かれて作業しました。ビニールハウス内のスダジイなどのポットの底穴をのぞくと、少し乾燥している様子なので、たっぷりと撒水しました。ハウス内の温度計は10時の時点で30℃を示し、冷たい沢水もここでは心地良く感じます。

 静寂さの松木沢渓谷から聞こえてくるのは増水した松木川を流れる水の音と、カコンカコンと木づちで杭を打ち込む音です。この二つの音が渓谷を反響しあっています。

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4_2  植樹準備班は、作業通路整備とマルチング用の下草を集めです。今回はマルチング用の枯れ草をあらかじめ敷き詰めておきます。植樹の後にマルチングすると、移動する際に苗木を誤って踏んでしまうことがありました。この方法だと植樹とマルチングが同時に出来るので、踏みつけてしまうことが減ると思います。初の試みです。

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6_2  また、「臼沢の森西」の入り口周辺から植樹会場までの周辺の環境整備を行いました。風雨により黒土の入ったフレコンなどが崩れているので、新品フレコンに入れて積み直し、作業通路の普請も行いました。

7  これで安全に作業出来る準備が整いました。気がつくと、中倉山の大きな陰に臼沢の森が隠れ始め、そして急に冷え込んできた松木沢です。帰路につく時、いつもの小キツネが私たちを見送ってくれました。

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9 本日のボランティアは、鎌田・小川・佐藤・福田(哲)でした。(報告 福田哲男)
  

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