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2017年1月 2日 (月)

“森とも”の想像力と連帯で「ピンチをチャンスに」転嫁する2017年

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 昨年は、森ともの皆さまのご理解・ご協力を賜りまして、当委員会の事業が安全・スムースに運営されました事に厚くお礼申し上げます。

 2017年は、英国のEU離脱、米国トランプ大統領の誕生とTPPの不参加・パリ協定からの離脱表明、極右政党の台頭など”激変の時代„への幕開けを示唆しています。時代は、各国の国家間の対立が激化し、戦前の悪い方向へと加速するのではないでしょうか。その道は戦争の道であり、地獄の道ではないかと不安です。

 不安はそればかりではないようです。気候変動による異常気象によって貧困や飢餓など、自然災害で世界の人民の暮らしが脅かされています。

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 今年は、この根源的な要因にメスを入れ、“人類の危機„を回避するために世界の人々とパリ協定の実効性をチェックし、市民運動も温室効果ガス排出削減の暮らしへ舵を切っていかなければならないと思います。今を生きる私たちには、後世に生きるものに豊かな生物社会を引き継ぐ責任があります。その歴史的役割を果たすには、私たちの良識と覚悟に警鐘を鳴らすことではないでしょうか。一人ひとりの理想を高く掲げ、地球温暖化にブレーキをかけるために、「山と心に木を植える」を合言葉にして、原発に頼らないライフスタイルの創造とそれを支える心の森づくりに邁進し、世界の人々と手をつなぎ合っていきたいと願っています。

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 元日早々に、45年来の先輩から「誰もが経験していない時代に生きる私たちは、新しい時代を切り拓くスタンスと情熱、そして実行力がその進路を切り拓く」と心強いアドバイスを受けました。

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 東京事務所は、”言わねばならぬことは言う“風土を醸成し、足尾現地で頑張っているスタッフの皆さん、南相馬市応援隊の皆さんを実践的に支え・寄り添い、「決めたら即実践」していくことに邁進していきます。また、みんなの創造力と連帯でピンチをチャンスに転嫁し、希望のたいまつを灯し続け、未来の子供たちに国境のない、平和な社会を残すために奮闘します。

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 今年も昨年に引き続き、温かいご指導・ご鞭撻を賜りますよう心よりお願い申し上げます。(理事・東京事務所所長 大野昭彦:写真は昨年1月撮影)

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