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2016年6月 7日 (火)

アサギマダラから教えられる“森は友だち”ということ  

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P6064430_640x523 どんよりとした空でも静寂な森のみどりは心を落ち着かせる。ハルゼミの大合唱団も今日はひと休みらしい。

413x315 先月下旬から1日にかけてフランスとドイツなどで大雨が降った。セーヌ川の水位が6㍍上がって、ルーブル美術館が休館するほどであった。

474x348  ドイツでも写真のような被害をうけた。5日は、中国海南島で巨大竜巻が発生、住宅が被害に遭い、犠牲者も出たという。後輩たちが寄贈してきた小学校が心配だ。

P6064420_640x500 日本では梅雨に入ったが、関東地区ではダムに水が溜らず心配という報道。ここ数年、日本では「ゲリラ豪雨」という表現が使われ、局地的集中的な豪雨が各地の暮らしを困らせている。この現象は日本だけでなく、地球上で起きている。

640x524 気候変動の影響だと思うが、今年も森にアサギマダラがやってきた。昨年は7月に数匹飛来したが、今年は3日に出会った。一匹だけなので、先発隊の蝶なのか。それとも気候変動を感じて早めに飛来してしまったのか。どんよりした空ではアサギマダラが葉の裏で休んでいるらしく、姿を見せてくれない。それにしても、南の島から何千㌔を飛んできたのだから、黒い頭に白い斑点した顔を見ると、元気をいただく。

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P6064449_640x522 こんな曇りの日でも森の奥では、小鳥たちは子育てに一生懸命だ。森と暮らすと、生物社会の一員であることに感謝するこころが育まれる。(理事 髙橋佳夫)

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