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2016年1月27日 (水)

自然(森)と生きる暮らしを考えさせられた森作業

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Photo_2 8時半の足尾松木沢の気温は2.5度でしたが、北風が吹いていましたので体感温度は気温マイナスでした。昨日に続き、青空が二人を迎えてくれました。

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P1272611 午前中は、取水口のチェック。砂防ダム工事の準備が進められようとしているので、道路の脇に敷いてあるホースが切られないように、工事関係者に分かる状態にしました。

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Photo_4 帰り道で、アカゲラやコゲラが餌を探して穴を開けた跡を発見。さらに、獣の住まいなのか、塩分が含まれている土を舐めた跡らしき穴を発見。このような生きものたちと森作業できることに感謝しました。

Photo_5 昼食には、「どくだみ荘」を出発した時にTさんから頂いた芋がらの煮物とキンピラゴボウをおかずに、のんびりとした時間を過ごすことができました。

Photo_6 午後は、下のビニールハウス入口設置の準備、東屋の看板作りをしました。

Photo_7 ひと段落すると広場に鹿が近寄り、仁平スタッフの車のタイヤを舐めていました。どうも除雪用に道路に撒かれた塩分を舐めているようでした。この物質は鹿の身体に良いのか分かりませんので、これからは岩塩を置いてやろうかと思いました。

Photo_8 足尾松木沢では、こうしたのんびりとした時間が流れていますが、最大級の寒波によって暮らしを見直す試練に立たされているのは台湾人や九州地方の方々ではないでしょうか。雪が降った台湾人の暖房の無い生活から寒波と向き合う暮らし、寒波で水道管のひび割れや破裂が起きて断水に遭っている九州地方市民の寒波との向き合う暮らし。これも原因は、海水温を上昇させている人間の暮らし方ではないでしょうか。

Photo_9 そんなことを話し合いながら、本日の作業を終えました。振り返ると、臼沢の森に試稙したアカガシが雪解けを歓迎している様でした。(理事 高橋佳夫)

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コメント

こんにちはpaper
雪の中 寒い中 ごくろうさまでございます
時々ネットを見て頑張っている皆様に元気を
いただいております 速いもので二月だそこまで
来ています 春になり早く足尾にお邪魔したいです

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