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2013年10月 9日 (水)

震災の経験と教訓は「鎮魂の森」づくりに活かす

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 東日本大震災は南相馬市民の636名の生命を奪い、フクシマ原発事故では市民の生きる糧を奪いました。6日に植樹した海岸には津波に耐え抜いた一本のマツが生きています。

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 500㍍北西にはタブノキが生きています。

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 植樹前の黙祷ではいのちを支える森の防潮堤を築き上げるぞ!と、決意した市民植樹リーダー

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 桜井市長はふるさと復興の気運を願って、「犠牲となった人々を慰霊し、震災の経験や教訓をいつまでも忘れず、後世に継承する地域の憩いの場として、さらには津波を緩衝するための“いのちを守る森の防災林”として、がれき等を活用した海岸防災林に市民一人一人の思いや祈りを込めて南相馬の木々を植樹して“鎮魂の森”を築きたい」、と挨拶しました。

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 植樹会場から北へ目を向けるとこの事業のやり甲斐を感じます。

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 津波に洗われた田んぼには葦やオギ等の草木が生えて塩水を浄化し、シラサギが餌を狙っています

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 植樹前日、放射性物質を測ってみると0.1μSv/h程でした

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 2万本以上の苗木を植えた後は、この会場を基点に南北へ約14㎞の森の防潮堤づくりが始まります

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 足尾で育ったコナラが成木となって、住民の命、働く人たちの命、そして未来を生きるために学ぶ子どもたちの命を守ってほしい。

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 東日本大震災で犠牲となった御霊に、私たちは翌日(7日)「鎮魂の森」をつくることを約束しました

 

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