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2011年12月 4日 (日)

山形県の森を元気にする仲間たちが集いました

Pc032556 今月中には全国のナラ枯れ調査結果が発表されるかもしれません。何故なら、林野庁は9月から全国でナラ枯れ調査を進めてきたからです。これまでの調査ではその被害が大きい山形県山形市では昨日、「森と生きるフォーラム」が開催されました。主催したのは「森びと山形県ファンクラブ」の皆さんでした。

 フォーラム開催に当たってファンクラブ代表・近藤寿一さんからは、“ナラ枯れ被害の最大県に住む私たちは、いのちの源である森が衰弱していることに黙っていられない。森を元気にするために来春には戸沢村の民有地で炭をまいていきたい”と提案されました。

Pc032559  講演は、やまがた公益の森づくり支援センター・白壁洋子アドバイザー(写真)から「山形県における森づくりの現状」についてでした。続いて、東北カーボン㈱代表取締役・村山勝四郎さん(写真)から炭の話がありました。特に、注目されたことは、福島県南相馬市で採取した土に水を通した後の水に炭を入れた水と炭を入れない水を測定した結果、炭を入れた水からは放射性セシウム(Cs-134、137)が不検出、炭を入れない水からは検出されたことでした。

Pc032560  フリーディスカッションでは8名の方々から感想や意見が出され、森を生活に取り入れることの大切さや炭の効用の有り難さ等の意見交換がなされました。最後には、フォーラム宣言案が事務局(写真)から提案され、来春の雪が溶け出す頃に戸沢村で炭をまいて山形の森を元気にしていくことを誓い合いました。

Pc032564

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