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2011年12月 9日 (金)

少しの我慢ができると“初雪も楽しい”

Pc092589  初雪が私たちを迎えてくれました。時間が経つごとに透き通った空気の冷たくも爽やかな臭いが感じられた午前中でした。小川事務局、松村スタッフと筆者の3人は一昨日の食害情報をチェックしようと臼沢の森に入りましした。階段は写真のように初雪がうっすらと積もり、雪を踏むとシャク、シャクという音がしました。雪は乾燥していたいのちの森の土には湿り気を与えてくれました。

Pc092594  そんな感じで初雪を楽しんでいたら頭上でガサガサという音がして鹿が飛び跳ねていました。数頭の鹿が飛び跳ねていたので、即、鹿を柵外へ追い出すためにホイッスルや音と大声をだしました。一時間程で鹿を柵から追い出し、鹿が侵入して破れている柵を探し当てて補強しました。昼頃には西北の風が吹き、破れた穴をふさぐ作業をしているとその風が顔に当たって冬を感じました。

Pc092592  午後は、11日に運ばれてくるカブトムシの幼虫が越冬する枠内に金網を張りました。金網張りは、幼虫がモグラやネズミ、イノシシなど食べられないようにするためです。その後は、強風ではずれた「みちくさ」の煙突を針金で支え直しました。自然と共に暮らすには色々なことを学ばなくてはなりません。共に生きていくには“少しの我慢”が大切なようです。

Pc092606  明日は田中正造が明治天皇に直訴した日です。福島原発事故で郷土を追われ避難生活を強いられている福島県民、生産した農作物が出荷できない福島県民の生活保障実現に向けて、現代の私たちは少しでも正造さんの志に近づく努力をしたいですね。

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