« 自然は「友人」と考えてきた日本人 | メイン | コスト万能主義では繰り返す原発大惨事? »

2011年4月 4日 (月)

「理想郷」を掲げて事務局が活動開始!

P4022151 

 昨日は第一回の事務局会議が東京事務所で行われました。清水事務局長から小林敬事務局長にバトンタッチされた新事務局体制の会議は、3月20日に開かれた第1回理事会で決定された今年度前半の事業を推進していく具体的内容を議論しました。特に、4月から6月の間に集中して行われる3・11大震災被災者の救援ボランティア活動に関する議論に時間を費やしました。その結果、具体的には4月は岩手県被災地、5月は福島県被災地、6月は宮城県被災地の救援ボランティア活動を実施していくことを決めました。ボランティア活動は森びと会員の皆さんにホームページ上で呼びかけていくことになりました。

 会議では、ボランティア活動を通じて被災者と被災地から教えられ、学んだことを「人間と自然との生命が躍動する理想郷」(神野直彦東大名誉教授)創りにつなげていこう、と高橋理事から訴えられました。また、高橋理事からは「炭による樹勢回復実証調査」をスタートさせる意味について提起され、ナラ枯れが毎年拡がっている原因の解明に挑戦しくいくことになりました。第1回会議は5月に開催し、原発被害と雪解けを待って現地調査をすることにしました。

Photo

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://bb.lekumo.jp/t/trackback/330076/26256345

「理想郷」を掲げて事務局が活動開始!を参照しているブログ:

コメント

「節電促進へ規制緩和 政府、企業向け調整」「自家発電 緑地削り設備」4月4日付日経朝刊

 他の新聞がどういう報道をしているのかわかりませんが、日経のトーンだと「企業が自家発電を導入する際、スペースが無ければ緑地部分をつびして設置しなければならない。工場敷地内の緑地面積を一定以上と規制する工場立地法や大気汚染防止法に抵触する可能性があるため、緊急時対応として、政省令で両法の規制を緩和する…」とありました。

 せっかく木を森を増やそうとしているのに冗談じゃありません!ましてや、今回の福島第一原発の事故だって人間が自然を敬わなかった事に単を発しているのに、それをせっかく人間の手で植え育てた緑地帯まで壊してしまったらもっと自然は人間に牙を向けて来るかもしれません。

 震災復興の裏で政府はとんでも無い事を画策しているのだと思いました。こういう事にも敏感に反応してNO!と言っていかないといけないと思います。

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。

森びと検索

最近のトラックバック