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2011年2月22日 (火)

みちくさを楽しんで“森とも”になろう!

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 現代の多くの皆さんは森とのかかわりが生活の中で少なっています。原因は色々ありますが、森や自然が無関係でも生活には困らない環境だ、ということでしょうか。また、教育でも森と人とのつながりの重要性を先生が意識化して「時間割」に取り入れない限り、子供たちはますます森から遠ざかっていくようです。

 通学するにもスクールバスや集団登校で道草せずに家と学校を行き来しています。家に帰ってもゲームに熱中してしまうと、森(自然)どころではなく仮想世界で生きていけるという勘違いが生活に染み込んでしまいそうです。こんな心配をする訳は、18日、ある小学校の校長先生と教諭との懇談会に出席させていただいたからです。話によると、ある市の教育委員会では来年度からは「遠足」が授業から削除されてしまうようです。

P2211999 “道草をしろ”、ということを言っているのではありませんが、人生には「みちくさ」があってよいのではと思っています。筆者が小学生の時は、通学には3㎞程の山道を往復していました。想い起すと帰りは毎日が“みちくさ”をしていました。田んぼや畑、川や沼、あぜ道や山道では四季折々に植物や昆虫、爬虫類などから生きる術を学び、スイカやナシや栗などを勝手に頂戴すると大人から叱られて人から様々なことを教えられました。

 現在、「遊働楽舎」(愛称名:“みちくさ”)のオープンを目指して準備をしていますが、“みちくさ”では森から遠ざかっている多くの若者との出会いを楽しみにしています。また、“みちくさ”の準備をしている年金受給者の心は、年金を支払っている若者たちへの感謝の気持ちです。5月14日オープン以降、私たちは多くの皆さんと”森とも”になりたいと願っています。

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