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2011年2月24日 (木)

日本の食文化は世界の食文化の基礎だ?

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 今日は東京事務所に西山さんが訪ねてきました。彼は昨年10月、「心の森探訪inUSA」を案内してくれた現地ガイドです。年一回故郷の日本に帰ってくる彼が、私たちのために時間を割いてくれました。その彼が言っていたことは、アメリカは全てにおいて世界の先進国に見えるが食文化においては日本の食文化が基礎になっていくよ、と言いました。

 何故なら、調味料にしても食材にしてもその味を活かす心と技をもっているからということでした。日本人の自然に対する畏敬の念から自然の恵みの味とその味を引出す技を創り出してきたから、とも言っていました。アメリカに何十年も生活しているとそれが分かるような気がすると言っていました。

 そんな話を聞いて、各国の食文化は自然(森)に対する人間の意思によって変わるものなのか、ということが分かりました。今日は『日本農業新聞』が事務所に送られてきました。紙面を見ると15日に提出した「日本の森を救う緊急提言」のことが掲載(写真下)されていました。提言には日本の森を元気にするために炭を使って土壌改良をしよう、と訴えています。昨年聞いた話によると、アメリカは炭の研究に国家予算をつけて土壌改良の研究を熱心にしているということでした。

 ところでアメリカに生息しているセコイアの森は全ての生きもののいのちの源であることが実感できます。また、2千年以上も生き続けるこのセコイアを支えているのが水と火(陽)と岩である、ということも驚きです。今夜はインターナショナル的視点から自然と人とのかかわりの話で盛り上がりました。

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