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2009年10月17日 (土)

森に潜んでいる人間社会の掟

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 兵庫県丹波市の地方紙『丹波新聞』(10月1日)のコラム欄に大人の絵本・『サルと人と森』が紹介されました。また、月刊誌『リベラルタイムス』(11月号)のBOOK紹介の欄でも紹介されました。紹介して頂きありがとうございました。
 『丹波新聞』のコラムでは、「この寓話が100年以上前、盛岡中学の校友会誌に寄せられた時は、あまりに先を見通していたせいか、決して評判は良くなく、これまでほとんど陽の目を見てこなかったという」と書いてありました。その当時からすればその通りかもしれません。
 Pa042587 啄木記念館近くに「愛宕神社」がありますが、啄木はこの神社境内の森をいのちの森と言っていました。この森で啄木は子どもたちと勉強していた、と聞きました。多分、啄木はこのいのちの森から様々な事を学び、森の掟から人間社会を観察していたのではないかと思います。
 お陰様で『サルと人と森』は第5刷(5.000部)りに入りました。地球の自然環境の悪化を憂う方々に読まれているのだと思います。地球上では、二酸化炭素を吸収している大切な熱帯雨林が毎年1250万㌶も伐採されていると報道されていました。損失額は6兆7千億円に上る、とも報道されていました。この新聞を読んで、啄木は経済優先でなく、大切な生命(いのち)を第一に森(自然)を考えていたから先を見通せたのではないか、と思いました。
 「物とエネルギーにこだわり過ぎた、人間本位の奢った考え方から生物の一員としての人間がより豊かに健全に、より人間らしく生きていくことを緑(よすが)としたい」(発刊にあたって・宮脇昭)。

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