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2009年3月12日 (木)

後半の開墾作業開始!どうして木は生えないのか?

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 今日から15日までは後半の開墾を行います。開墾している1万㎡の草地は写真で紹介してきましたが、この地に生えている木はヤシャブシが数本です。何故、木が生えていないのか疑問ですが、その原因のひとつに表土の堅さがあるのではないかと思っています。
 表土は写真のように草の根で固められています。この表土の厚さは20㎝もあり、これを粉々にするには唐鍬や万能を使わないとできません。それほど固い表土ですので、ヤシャブシはこの表土に入り込めないのではないかと感じています。この密集した草の根は砂と関東ローム層が混じった土を固めています。表土のpHを測ってみてもpH5程度なので、木が生えないという状況ではありません。
 後半の作業はこの固い表土を下の写真のように粉々にます。また、草地には大きな石がゴロゴロしていますので、これを重機で移動します。こうして固い土壌を掘り返し、表土に酸素を入れ、分解動物たちの消費・生産活動ができる環境をつくります。来月になると、開墾したこの地に黒土を混ぜ合わせます。木が生えていない原因について分かる方はアドバイスください。あと考えられることは、松木村を廃村に追い込んだ歴史上から、何らかの金属物質が土に混ざっているかも知れません?。
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