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2009年3月 9日 (月)

生物多様性が政策をも変えられる

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 昨日で前半の開墾作業は終わりました。昨日の作業には、JREU・大宮の技術者3名と第2期インストラクターのわが友が来てくれました。作業は来年の植樹会場の開墾を行いました。
 天気は風もない曇り時々晴れでした。現場の木々の枝にはマヒワも飛来し、そのヤシャブシは黄緑色した芽を大きく膨らましていました。開墾作業は、ひと雨降るたびに春を実感できる風が流れるなかで行うことができました(写真上、黒い部分が開墾した約2千㎡)。作業が終わって、手伝ってくれた皆さんからは「松木村を開拓した当時の村人の大変さが分かるような気がした」、等の感想が寄せられました。一週間にわたる開墾作業を手伝ってくれました皆さん、ありがとうございました。
 本日は19時から2時間、早稲田大学特命教授・原剛さんから環境ジャーナリズムの講義を受けました。感じたことは、①学ぶ場所は現場から、学ぶ人は実践家から。②環境問題は分断せずにトータル(自然環境・人間環境・文化環境)に捉える。③渡り鳥条約締結は国交をも良くする。④生物多様性は人の心を動かす(尾瀬の開発を抑制させた)。⑤自然環境を守るのも破壊するのも結局は人の生き方で決まる。⑥日本文化はその生き方の基礎となる、等でした。原さんの講義を受けて、廃村となってしまった旧松木村の歴史からは多くの事が学べるなあー、と思いました。

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