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2008年12月 1日 (月)

命を大切にする糸は紡げたかなー

 足尾の朝は氷が張りました。本日は8時30分に「森びと広場」に到着。空は雲ひとつない快晴で、気温は零度でした。本日は鹿の食害に遭わないように、絆の森の柵を直しました。絆の森は、白い花をつけるコブシの森をめざしています。植えたコブシはその期待に応えてくれていました。植えた当時は40㌢程のコブシでしたが、1年半で樹高140㌢程に、幹も2㌢~3㌢に生長しています。小さくても可憐な花を来年は見たいなー、と話しながら作業をしました。昼食は、男料理のチャーPc010506ハンと大根の煮付けを食べました。後午は2時まで、来年の植樹会場の整理をしました。
 15時には、日光市内へ移動。アジア・アフリカの皆さんと荒廃地の植生回復の講義です。12名の皆さんには、私たちがあえて旧足尾銅山跡地と旧松尾鉱山跡地で森づくりをしているのかを報告しました。皆さんは国家公務員や大学教授、研究員ですので、民間人がどうしてボランティァで植樹をするのか、という質問が相次ぎました。1時間もの討論を行って、自然と人間の命を大切にする私たちの心が伝わったような気がしています。明日は、足尾現地で、背負子を背負って階段を登り、一人三本の記念植樹を行います。

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