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2008年12月 3日 (水)

雲ひとつない青空にイヌワシ?

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 1日に続き、空は雲ひとつない快晴でした。朝の気温は6度、温かいコーヒーを飲んで身体を温め、作業に就きました。今日はアカマツの皮を剥きました。直径40㌢、長さ3㍍のアカマツ7本の皮を剥く作業です。このアカマツは来年5月に設置する「森びと看板」(仮称)用です。
 当委員会の森づくりは来年で5年目を迎えます。ここ足尾松木沢は、春から秋にかけてハイカーや登山家そして釣り人達が多く行き交います。この地を訪れる方々に、人間は森に活かされていることを知ってもらい、森を大切にする心を育んでいただこうと、看板を設置することにします。この看板の柱がこのアカマツです。
 稲葉卓夫理事を責任者にして「看板設置チーム」(仮称)が当委員会に設置され、看板は事務局員とサポーターの皆さんによって製作されます。雲ひとつない青空の下で、ラジオを聴きながらナタを使って皮を剥きました。松ヤニがナタに付着して余分な力を使ってしまいましたが、キジの鳴き声を背にして少しばかりの汗を流しました。
 昼食後には、風が出てきましたので臼沢の山々を観ていると、偶然にイヌワシらしき猛禽類が目に入りました。トンビと比較して色は黒く、上昇気流にのって小さな円を描いていたので、多分、イヌワシだと思いました。それにしても足尾のはげ山に木が生えるまでに50年もの年月が流れ、今ではイヌワシが棲息するまでになった松木沢周辺。そんなことを思いながら一人で作業していると、人間は自然に生かされていることを実感できます。
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