« 友、遠方から来たる! | メイン | 困ったもんだ!愚かないたずらが発覚? »

2008年7月 8日 (火)

いのちの輝きを感じられますか

Cimg3836

 昨日(7/7)も足尾では苗木分け作業が続けられています。昨日の作業は第1期インストラクターの阿部さんと第3期の田岡さんの二人で行いました。お二人とも60歳を過ぎた先輩ですが、足尾には三日間滞在して苗木に元気を与えています。
 私は昨日、「森と生きるキャンパスフォーラム2008」の事務作業を一日行い、夕方には横浜で宮脇先生にお会いしてきました。明日にはアメリカ出張の合間に時間を割いていただき、27日開催の「フォーラム」へのアドバイスを頂戴しました。先生からは、「すばらしいフォーラムだから本気になって創っていこう」、と檄をとばされました。
 顔を見ながら先生と話していると、6年前にお会いした斉藤晶さんを思い出しました。家に帰って、北海道旭川市で牧場を経営している斉藤さんの著書「いのちの輝き感じるかい」(地湧社)を開いて読んでみました。「やっぱりギリギリの極限状態まで行って、固定観念を捨てた人がね、新しいものを創り出す感じですよ。・・・ホンモノをつかむ感性を育てるには、子どものときに自然のなかで遊ばせおくのが大事なんです。その感性の上に学歴が立っていなきゃダメなんですよ。・・」と、書いてありました。これを読んだ後に、宮脇先生のアドバイス(檄)は、“ギリギリの極限状態を経験していない若造よ、本気になってやってみろよ”、ということだなあーと感じ、先生には感謝しています。
 G8が始まり、議論の中では「低炭素社会へ」ということが言われています。貧困層が社会の多数派となっている現社会で、その多数派が「低炭素社会」で生きていくにはどうしたらよいのか、ということは言われていない気がします。市場経済最優先の温室効果ガス削減に策には、いのちの輝きは感じられないようです。

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://bb.lekumo.jp/t/trackback/330076/13051990

いのちの輝きを感じられますかを参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。

森びと検索

最近のトラックバック