中倉山ブナ保護の下見をしました
10月15日、9時30分に中倉山ブナ保護の下見に参加するメンバー7名が足尾ダムゲートに集まりました。天候は曇りでしたが、長袖シャツの上にヤッケを着ました。まず「熊対策のスプレー」の持参を確認して登山口に向かいました。
登山道は、前夜の雨で濡れていましたが、大きく足をすベらせる程ではありませんでした。
登って行くと足元に多くのドングリがありました。「今年は、ドングリが多い」と参加者からの声があがりました。
早速、11月3日に種の入った植生袋を貼り付ける場所を確かめました。
2017年から開始した保護活動により、土砂流失が止まっている場所を確認しました。
「孤高のブナ」の根を守る迂回用の麻ロープの破損もありませんでした。「希望のブナ」を保護する幹ガードの破損もなく、中の「希望のブナ」の生長も見えてホッとしました。
今日の下見では問題はなく、参加者は下山の足取りも軽く全員無事に登山口に到着しました。
地球温暖化による異常気象の中で、11月3日開催の中倉山の稜線に立つ「孤高のブナ」と「希望のブナ」を保護する活動に多くの皆さまのご協力をお待ちしています。(報告者:済賀 正文)
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