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2020年6月 3日 (水)

森づくりは新しい生活様式の土台、スタッフに感謝です!

足尾・松木村跡地、南相馬市の津波災害地に植林した木々たちは今年も芽吹き、天へ向けてスクスクと枝を伸ばしているという報告を聴いています。

Dscn2167  新型コロナウイルス感染防止で「外出自粛」。福島県(応援隊)と栃木県在住の森びとスタッフだけが森作業をしてくれています。「人間の都合では森は育てられない!」として、感染防止を第一にして、森作業の手を休めていません。気持ちは若くもち、馬力も出し切らずに未来を生きる若者たちの命の土台をつくっています。その様子はブログで見る他ないスタッフは県外の森びとです。シニアスタッフを中心にした栃木県内の森びとスタッフに心から感謝申し上げます。 

202005 民集の杜(下の緑)

Photo 「緊急事態宣言」が全面解除されて1週間程の6月2日、東京都は「東京アラート」を発動しました。世界中の多くの人々が新型コロナウイルス感染の犠牲になっているというのに、感染前と同じような暮らし方に浸って命を縮めたいのかと、感染数を聴いて疑問に思ってしまいます。

Photo_2 手前が「松木の杜」、右山が「臼沢の森」

 世界の人々は、コロナ禍を契機に持続可能な“新しい生活様式”を求められています。私たちのこれからは、ウイルスと共生する“新たな日常・生活”を描き出し、国境を越えた地球人の生活様式を定着させる時代にならなければ思います。

Photo_3

 それにはまず、異常気象と新ウイルスによる「複合被害」を極力防ぎながら、これ以上ウイルスを目覚めさせない自然破壊を止め、世界中で木を植えて森の吸収力を高め、人間活動による二酸化炭素排出を削減する運動を世界中の常識にしなければと思います。「緊急事態宣言」の全面解除後の私たちは、森づくり運動を今までよりも一歩前に歩を進めていきたいと思います。すでに歩を進めている足尾と南相馬市のスタッフに心より感謝です。(理事・大野昭彦)

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