« 只見町布沢集落の森と生きる文化を垣間見ました | メイン | 子キツネのしぐさに心が和む松木沢の草刈り »

2017年8月21日 (月)

慣れない作業に四苦八苦

「心の森探訪」初日(8/19)、別動隊は無駄に体力のありそうな6名が選抜されました。ここに来る間の昼、道の駅で巨大な「ワラジカツ」を食べてしまった二人は、体力があるだろうと有無を言わさずメンバー入です。

Img_0700

作業場所は「森林の分校」近くの集落の道。
 
流れる水を道から逃すためにきってある溝が、土砂で詰まってしまったため、それを取り除く作業です。元郵便局長の湯田さん指示の下、力を合わせての力作業。

P8193156

スチールの網(溝蓋)を取り外し、土砂をかき出すだけなのですが、これが重くってなかなか外れないのです。汗をかきかきこれまた重い鉄棒とバールを駆使してはずした後は、詰まった土砂をスコップとジョレンでひたすら掘り出します。

P8193162作業の間、布沢の生活についていろいろ話を伺いました。この辺りは3メートルを越す雪が降るのだとか、通した水は、下の田んぼに落ちていきます。残りの夏を潤してくれるといいなぁと思いつつみっちり3時間、布沢の皆さんの生活を思いながらの作業となりました。たっぷり汗をかいて、どうにか3ヶ所をやり遂げました。「できたら3ヶ所」と言われていたで、なんとかミッションはクリアできたようです。

P8193158

3ヶ所目ではアカハライモリが挨拶に顔をだしてきてくれました。ちょっと触ると死んだふりするのがまたかわいい。この下は放棄された田んぼ。少しだけ切なくなりましたが、この場所が自然に還るのもまた自然なのだなぁと、へろへろになりながら感じた初日でした。(報告 小黒 伸也)

P8193165公開

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://bb.lekumo.jp/t/trackback/330076/34078183

慣れない作業に四苦八苦を参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。

森びと検索

最近のトラックバック