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2017年5月25日 (木)

昼食・交流「トーク&トーク」・・“人の暮らしは森に支えられている”・・・その①

昼食後は、“森の恵みに感謝、私たちは森に生かされている”をテーマにしたトーク&トークを行いました。進行役には平木ちさこ理事と清水卓東京事務所副所長の2人が務めました。

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 まずは、日本語と文化を学ぶアジアの学生、いつも明るく元気なもんぺ座の女性の皆さん、NTT印刷に働く毎年参加の皆さん、

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 JR東日本グループ会社で働く労働組合員の皆さん、

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 初めて参加した平木理事の友人から、標高約1千㍍での植樹、荒地で4千本植えた感想をいただきました。

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 中国人留学生からは、自国のスモッグによる環境悪化と多くの参加者が未来のために木を植えている情熱に感動した話しをしていました。

 続いて、4月29日に行った「孤高のブナ」の保護活動に関して、同行した日光森林管理署・浪岡所長と保護活動に協力してくれた徳枡さんから、「足尾の歴史の証人」でもあるブナの存在の大切さと“森に生かされていることの大切さ”を語っていただきました。

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 今年は沖縄からの参加者がいました。森びとインストラクター・梁次さんが友人を連れて来てくれました。足尾まで来てくれたのは、昨年9月に開催した「心の森探訪inやんばるの森」でお世話になった安慶名さん。奥様からは、沖縄県民の水60%を貯めているやんばるの森ではオスプレイ用のヘリパッドの建設のために何万本の木が伐採され、辺野古でも政府による自然破壊が強行されている中で、非暴力の抵抗をされている話がされました。

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 今年は若者たちを誘って参加してくれたマリンバ奏者・奥平さん。奥平さんからは、マリンバ(木琴)の恵みで音楽活動が出来ている恩返しとして植樹している、ことが語られました。

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 私たちが植樹をしている松木村跡地では、廃村する前にはオオムラサキが舞っていたそうです。この「松木の杜」に私たちはオオムラサキを乱舞させたいと、エノキと樹液を出すクヌギ、コナラを植えてきました。アドバイスは、NPO法人自然とオオムラサキに親しむ会から受けてきましたが、その理事長・跡部さんに「松木の杜」を観ていただき、「オオムラサキが舞う日が間もなく来ます」、とうれしい感想をいただくことができました。

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 大人たちの木を植える情熱が若者達へ“やる気”が伝わり、大切な水は森が蓄えていることの再認識、音楽活動や蝶の羽ばたく夢が膨らむなど、私たちの暮らしには森に支えられていることが語られたトークでした。後半は、明日以降に更新します。(事務局 小林敬)

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