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2015年8月13日 (木)

旧松木村のご先祖様に笑われないように、草むしり!

Dscn1544_640x5262015_0812_133823dscn1563_640x473 旧盆を前にして昨日は、旧松木村のお墓石と祠に花をお供えしました。今から113年前、銅の精錬過程に発生する亜硫酸ガスによって、村を追われた松木村の皆さん。その無念さと愚かな行為を繰り返さない決意を込めて、手を合わせました。

2015_0812_133743dscn1562_640x532 昨日の天気は曇り空ながら気温が30度近くなり、ポット苗たちは水が欲しくて喘いでいました。松村スタッフと筆者は、“もういいよ”という位タップリと水を飲ませてあげました。暑い日が続く時期の撒水は、直径10㌢程のポットで生きる苗木たちにとっての生命線なのです。

2015_0812_095429dscn1540_640x480 その後、私たちは、「民集の杜」に向かい、今年の5月24日に植樹をした7、000本の苗木が草に覆われている様子に驚き、早速、作業を始めました。苗木たちにとって良い土壌は、草にとっても住みやすいので予想以上に草が伸びていました。
 午後には金子スタッフ、柳沢スタッフが応援に駆け付けてくれ、その姿が隠れるほどの草と格闘をしました。

2015_0812_104020dscn1545_640x480 お盆で帰ってくる旧松木村のご先祖様から、“こんなに草だらけにして”と笑われないようにしなければと草を取りました。後しばらくは草と向き合わないといけないようです。

2015_0812_101618dscn1543_640x492 上の苗床の一角にあるクリの木に沢山の毬が付いています。暦の上では秋を迎えたようですが、毬を見れば秋が近付いているようです。今年の暑さは各国でも観測史上にない記録になっているようです。それでも草木は私たちに恵みを与えてくれそうです。(スタッフ 橋倉喜一)

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