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2009年9月 5日 (土)

人の心と努力に支えられている森づくり

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 ふるさとの木によるいのちの森づくりは色々な方々の見えにくい協力・支援によって進められています。第9回「足尾・ふるさとの森づくり」では「森びと看板」製作で協力してくれた加藤善昭さん、池沢栄さん、そして側溝に溜まった落ち葉や土をフルイにかけて土のうに詰めて提供してくれた鎌田孝男さんご夫妻たちからのご協力、ご支援がありました。
 日光市今市に住む鎌田さんご夫妻は、住宅地の境に設置されている側溝に溜まる落ち葉や土がもったいないと、それをフルイにかけて土のう袋に詰めてくれました。その数は800個以上です。今年は、この栄養たっぷりの土で苗木たちを元気にしました。(写真:上)P9042345
 那須塩原に住む池沢さんご夫妻は、所有している山からクリノキを提供してくれました。夏は雷雨に晒され、冬は風と寒さに耐えるには腐りにくいクリノキが良い、として直径30㌢もの木を伐ってくれました。今は、松木沢のハイカー、歴史見学者、登山者そして釣り人がこの看板に目を向けています。(写真:中)
 この看板には旧松木村の生活を蘇らせようと、歴史の聞き取りや調査を行い、さらに村が描かれた絵画を鑑賞しながら、松木村をイメージして絵にしてくれた加藤さん。絵の大きさは100号の油絵です。この看板がある場所からこの絵を見ると、絵は看板から西側を見た風景とマッチしています。じっくり見ていると頭の中には松木村をイメージすることができます。そんな素晴らしい絵です。構想を練りに練って描き上げてくれた加藤さん。(写真:下)
 当委員会はこの三人の方に感謝状と記念品を差し上げました。感謝状は岸井成格理事長に代わって高橋副理事長が差し上げました。皆様のご協力に感謝いたします。

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