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2009年6月 1日 (月)

自然(森)と一緒に生きていくには大変なこともある

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 おはようございます。今日の朝は爽やかです。紀伊半島に停滞していた雨雲が移動して、「どくだみ荘」のある旧足尾銅山製錬所跡近くでは青空が見えています。昨日は一日中雨でしたが植樹後のチェックと後片づけをしました。臼沢の森をチェックしていると、眼下の松木沢を歩いていたハイカーが「足尾ふるさと看板」を見ていました。この5年間、この地に“山と心を植えてきた”皆さんの自然と人間の生命を大切にするメッセージか活きているような気がしました。
 30日の第9回「足尾・ふるさとの森づくり」では、臼沢の森と松木の杜に23種・3361本の植樹をしました。臼沢の森づくりでは、黒土運びや穴掘りをグループの共同作業でやって頂きました。傾斜30度はある階段を200㍍程登り、それも2~3回往復するという辛い作業をして小さな苗木の生命に元気を与えてくれました。松木の杜では、人間が入れるほどの穴に土や腐葉土、粉炭などを混ぜ合わせる作業、他方では、石が多い砂地を掘って元気の出る土壌に作りかえた作業をやってくれました。参加者の中には、「こんなに辛いおもいをして植えるのか。開墾しているようだ」、という感じを持った方々がいたようです。
 足尾ふるさと森づくりを創ってくれた520名もの皆さん、ありがとうございました。事故や怪我もなく、私たちが地球とともに生きていく環境をつくって頂いたことに感謝します(写真・上は松木の杜、下は臼沢の森)。第9回「足尾・ふるさとの森づくり」報告はホームページ上で発信します。

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