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2009年4月 8日 (水)

身を守る武器、五感を磨きました

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 カラマツの芽の色が赤っぽい色から黄緑色に変わりつつある臼沢です。本日は間伐材を均等に切り、杭もつくりました。今年の植樹は年8回行うので、昨年の秋に行った階段作りでは足りません。そのために今日から12日までの間、新たな植樹会場用の階段を作ります。その準備と階段を作る作業を行いました。
 年々階段が増え、登る距離も長くなり、背負子に杭を数本入れ、間伐材を一本持って傾斜が30度もある階段を登っていきます。現場に着くと顎がでて、脚が震えます。そんな気持ちがよい疲労感を感じながら、今日は階段を14段作りました。
 東京から来てくれたSさんは初めての作業でした。彼は、間伐材でも使える物とそうでない物を、切る前に選別することの大切さ基本を学びました。ヒノキを叩いて、その音で見分けることを学びました。山登りが好きな彼は、「このようなことが分かっていれば、山でも生活でも自分の身を守ることができる」、と感想を述べてくれました。生きていくための五感の大切さを実感してくれました。
 その他に今日は、栃木県日光治山事務所から黒土を提供していただきました。これは、「松木の杜」づくりに欠かせない黒土ですので、日光治山事務所の皆さんには感謝です。ありがとうございました。

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