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2008年12月29日 (月)

今年も森から、人から、生きていることの幸せを学びました

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 今年も残すところあと2日となりました。今年、足尾と八幡平で植樹した苗木たちと蒔いたドングリたちは、風雪に耐えながら遅い春を待っています。一年間ご支援、ご協力くださった全国の心ある皆様に心から感謝申し上げます。
 来年は私たちが森づくりを始めて5年目に入りますが、世間的には私たちの森づくりが、本物か偽物なのかを試される年であると覚悟しています。よって来年は5年間の森づくり事業を振り返えり、結果に対するご指摘を頂戴し、地道に、元気よく森づくりを進めていきます。
 今年は育苗・育樹活動に関して、素人ながらの調査と研究そして人間の都合に合わせて手を抜かない作業を行ってきました。常に、足尾と八幡平の自然(森)から学んだことを基礎にして、苗木たちと会話をしながら活動に汗してきました。成長の早い草の根にポット苗木の根が締めつれられている苗木の息づかいをかすかに聴き、草取りを行いました。また、植樹会場では、草に覆われた08年と07年の若木が蒸し暑さでぐったりしている様子を見て、猛暑の中で草刈りを行いました。作業の終わった後では、「人間の社会でも現場で働く方々や生活している方々の息づかいや健康状態を見て、何かを感じたら、即、実行に移すことが大切ですね」、等とボランティァの皆さんたちと話し合ってきました。
 この地道な作業は多くのボランティァの方々の参加によって行うことができました。そして、この森づくり事業は、イオン環境財団様からの助成金、心ある団体と個人のご寄付、行政のご指導によって支えられています。ありがとうございました。

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