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2016年12月 2日 (金)

やんばるの森と平和な暮らしを守り抜いている高江の市民に支援をお願いします

 東京でも黄金の葉の色が輝いている。暫くその輝きに見とれていると、心が落ち着く。郵便受けを開けると、9月の「心の森探訪inやんばるの森」でお世話になったNPO法人奥間川流域保護基金代表の伊波義安さんから、『ニュースレター』(11/11・64号)が届いていた。

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 それによると、毎週、沖縄北部の高江でやんばるの森を守っている伊波さんたちだが、森を破壊するヘリパッド工事が急ピッチで強行されている、という。

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 その現状を少し紹介すると、「(工事車両入口)N1ゲート前でオスプレイパッド建設に反対して座り込んでいる市民を数百人の機動隊が強制排除し、砂利を積んだ大型ダンプが11月1日までに1.700台搬入された。自衛隊ヘリまで使用して工事用重機を運搬し、工事を強行している。工事用道路やオスプレイパッド建設のために直径40㎝の大木を含む木が少なくとも4万本以上伐採された。オスプレイパッド建設地では、亜熱帯照葉樹林が皆伐され、赤土がむき出しの裸地に変貌し、見るも無残で、やりきれなさと悔しさ、怒りが込み上げてきた。オスプレイパッドが完成し、訓練が始まると200℃以上の排ガスや騒音、低周波音等でやんばるの森の生物は絶滅の危機に瀕し、人類の宝と言われているやんばるの森は壊滅的な打撃を受けるでしょう。高江の住民の生活環境も破壊され、県民の水ガメであるダムの汚染が懸念される。新たな基地の建設を止め、沖縄から全基地を撤去させ、沖縄を基地のない平和な島にして、次世代に継承するのは今に生きるたちの責務ではなかろうか」、と訴えている。

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 全国の“森とも”の皆さん、いのちの源である森と平和な暮らしを守っている高江の皆さんにご支援ください。上の写真は、先月、高江で伊波さんから話を聞く岸井成格理事長。(理事 髙橋佳夫)

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