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2017年10月25日 (水)

足尾町の奥山には人々を感動させる素晴らしい紅葉が観られる森がありました!

11  上の写真は、秋色がきれいでとても素晴らしい紅葉ですが、ここが足尾町の奥山です。 

25  今日の朝6時45分頃、足尾ダムに向かうと、平木ちさこ理事は既に到着していました。今日は中倉山のブナを平木ちさこ理事に案内する日、今すぐにでも雨が降りそうな日。しかし、雨は下山するまで降らず、雨雲から太陽が顔を出してくれました。その上、こんなにも素晴らしい紅葉が観られる足尾町の山並みがあることに驚いた日でした。今日は、そのひと幕を紹介します。案内人は、鎌田スタッフご夫妻、松村宗雄スタッフと筆者、初登山者は平木ちさこ理事ご夫妻と友人の山川さん。

12_2  仁田元川上流に向かってを少し歩くと中倉山の登山口。今日は、のんびりと中倉山山頂を目指しました。30分も登ると、トチノキが色づいていました。

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2  さらに歩を進めると通称・前倉山と呼んでいる所からの紅葉とその奥には「孤高ブナ」が見えました。

4  途中には鹿たちの「泥風呂」跡がありました。

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7  さらに歩を進めると、北斜面の稜線に出て、眼下には「森びと広場」や紅葉を始めている「臼沢の森」が見えました。

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9  ベースキャンプの仁平スタッフと無線交信をして、山頂へ。途中、寒い中でリンドウが花を咲かせていました。笹も冬を迎えて化粧直し。鹿はその笹を餌にしているようでした。

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14  さらに歩を進めると、中倉山南斜面と仁田元川源流斜面の紅葉に驚き、全員が「わあー!きれい。なんて素晴らしいの」という声が全員からあがりました。山頂で記念写真を撮っていたら、今日は絶対見られないと思っていた富士山がうっすらと見えました。これにも感動!

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22  西へ歩を進めると、稜線上にブナが黄金色の葉を少しだけ残し、凛として生きていました。一世紀以上も生き続けるブナに感動。手前の南斜面では弟ブナも元気そうでした。

13  男体山が見える北斜面は今でもご覧の通り。

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19_2  ブナの命をつなぐ実が落ちていたので、その手伝いをしようと実を拾いました。その前で、記念写真。

23  下山途中、雨雲から太陽がピンポイントで陽を当てた山裾には鮮やかな秋色の輝いが出現、この瞬間にも「わあー、素敵!」と声があがりました。

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24  ブナ発見以降、現在もその調査をしている私たちですが、こんなにも輝いている足尾町の奥山を見ることができたのは初めてでした。松村スタッフさんは、その感動と嬉しさを「万歳!」で表現してくれました。

5 上の写真は足尾町を見下ろした所。

 13時頃には「みちくさ」で昼食。ベースキャンプ担当の仁平スタッフがカレーライスとサラダを作って待っていました。美味しい野菜カレーライスを食べました。仁平さん、ご馳走様でした。

21_2  足尾町は“グレー色”というイメージで見られがちですが、奥山には人々を感動させる秋色の森がありました。(報告 髙橋佳夫)

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