2018年9月18日 (火)

14年前に植えた木々からのメッセージがシニアの心に沁みた?!

Photo  昨年に続く育樹・育苗活動の応援に駆けつけてくれたJR東労組大宮地本OB会35名の皆さん。現役の若者も交じっての作業はシロダモ幼木の株分け、今年植えた「民集の杜」の除草でした。

Photo_2  開会セレモニーは、大谷OB会会長のあいさつ、地本森づくり委員会あいさつ、森びとの歓迎あいさつを聞いてから作業説明。その後、2つのグループに分かれて作業開始。久し振りに身体を動かす人、道具を手際よく使う人、静かに草歩抜く人など真剣な顔つきで作業に集中してくれました。

2

Photo_3

4 シロダモの幼木の根を傷つけないように

Photo_4

2_2

Photo_5

Photo_6 現役の若者たちも先輩に負けじと

Photo_7  12時からは、うっそうとした「臼沢の森」の階段を登り、14年間育ててきた落葉広葉樹の森を見て、その活動にかかわってきたことを思いだしていた皆さん。

Photo_8

Photo_9  13時からは昼食。今日は粕汁を用意しました。調理してくれたのは稲葉理事、仁平スタッフ、出汁は白みそと酒粕、塩味は鮭の切り身からとって、野菜を入れて関西風の汁をつくってくれました。評判は上々でした。

Photo_10  昼食後は意見交換タイム。筆者から本日のサポートスタッフと理事を紹介し、当会の現場での活動報告と地球温暖化にブレーキをかける取り組みへの支援・協力をお願いしました。

Photo_11  シロダモの苗分けは1.850本をポットに移してくれました。参加してくれた皆さんからは、改めて森に生かされていることを実感している方、温暖化にブレーキをかけていくことの重要を感じた方など、心身ともにリフレッシュされている様子でした。

Photo_12 造園中の庭を説明

Photo_13 朝露のチカラシバ

Photo_14  本日のスタッフは、鎌田、松村宗雄、松村健、橋倉、仁平、小川、加賀、福原、稲葉、大野そして筆者でした。サポートしてくれました皆さんお疲れ様でした。(報告 高橋佳夫)

2018年9月16日 (日)

天高い秋の青い空は気分を落ち着かせてくれる

1

2

4  久しぶりの青空が気分を和らげてくれました。足尾グランドキャニオン方面(西)を見ると、天空の森で森びとの先輩たちが秋を満喫しているような雰囲気でした。

3

Photo  カラミ堆積(銅精錬の滓)方面の青空も透き通ったブルーがとても爽やかでした。足元ではこの時季のいつものような逆光に輝くチカラシバの穂が秋の訪れを知らせています。これからはチカラシバの穂の秋色の変化が楽しみです。

Photo_2

2_2

3_2  今日の森作業は昨日の続きで、「みちくさ庭園」の柵張りです。「本日中に終わらせるぞ!」という鎌田スタッフの気合で作業開始。鎌田、小林ペア、仁平、塚崎ペアが柵張りを、筆者が開墾を行いました。塚崎、小林両事務局員は柵張りの手順を教わり、二人は手際よく柵を張っていきました。

1_2

Photo_3  15時には入口を残して柵張りは終了。「みちくさ庭園」の池用のヒューム管を埋めて本日の森作業は終了しました。アメリカを襲っている巨大ハリケーンの被害が心配です。本日の森作業は鎌田、仁平、塚崎、小林(舎人でしたが応援)、そして筆者でした。(報告 高橋佳夫)

2018年9月15日 (土)

3連休にも関わらず、南相馬市民のいのちを守る本気度が現れた除草作業

 今朝の福島県南相馬市は雨が降り、風も吹いておらず蒸し暑い中でありましたが、南相馬市民の暮らしの基盤となる「いのちを守る森の防潮堤」の草刈りが行われました。草刈り場所は昨年10月に開催された第5回植樹祭会場です。参加者はこれまでの最高140名で、市役所職員、原町地区連合、カリタス南相馬、あぶくま信金、原町赤十字奉仕団、そして応援隊の方々などです。


 市役所の挨拶で、佐藤市民生活部長からは、草刈りへの参加のお礼と天候の悪い中でのご協力の感謝が言われました。

20180915_093703_2  苗木を遥かに超える草が覆い茂っていましたので、早く草から解放させてあげようと参加者は黙々と、しかし笑顔で草刈りをされていました。

20180915_102148_2

20180915_094844_2

20180915_102402_2草刈り前

20180915_095607_2 草刈り後20180915_101726  蜂に刺された参加者が2名、鎌で指をけがをされた方がいらっしゃいました。幸い市民病院の看護師さんが参加をされており、応急処置をしてくださいました。看護師さん、本当にありがとうございました。

20180915_103428_2  先日、森びと東京事務所に連絡が入りました。かつてJR田端駅頭で市民にどんぐりポット苗を配布し、里親になってもらうよう手渡しをしてきました。その里親である菅原さんからどんぐりポット苗の引き取りについての連絡でした。大野理事が菅原さんの思いとともにどんぐりポット苗を受け取り、森の防潮堤にいのちを吹き込みました。

20180915203925  また、6種類200本の補植を行い、植樹未経験の市職員もおりましたので、話をして幼木にいのちを吹き込んでいただきました。

20180915_112833_2

20180915_113134_2

20180915_105515_2

20180915_112714

20180915_112625  参加者の皆さんの熱心な作業により、やりきることが出来ました。6月、7月に続き、市役所の皆さんと一緒に草刈りを行ってきました。市民の皆さん、市役所の皆さん、ボランティアの皆さん、ご協力ありがとございました。11月4日の第6回鎮魂復興市民植樹祭でまたお会いしましょう。

20180915_110714  午後は、第2回植樹祭会場(2015.3.29)で毎木調査を行いました。応援隊の皆さんは大野理事と事務局の宮原さんから調査方法の復習と調査後のデータのまとめ方を教わり、次回以降は自分たちで毎木調査を行っていくようになりました。調査箇所で一番樹高があったのはマサキの3m10cmでした。

Img_1483

20180915_134002

20180915_134302

20180915_133943

20180915_133957

20180915_142252_2

20180915_133910_2

20180915_141900_2

20180915_132228

20180915203938

 最後に、応援隊の皆さんは宮原さんから調査データをパソコンへ入力する方法を教わりました。20180915_153624_2 本日の応援隊の参加者は、渡部、松林、山田、岩橋孝、岩橋恵美、東城敏男、東城睦子、佐藤正廣、今野。森びとからは大野、宮原、筆者でした。(報告 事務局・小林敬)

かつての松木集落の庭をイメージした庭園造り?

 朝から雨が降っていたので森作業はやりづらいだろうと思っていたが、松村宗雄さんと仁平さんは「足尾フォレストコーヒー」を飲んで作業打ち合わせ、早速、作業に取り掛かりました。

1

Photo  今日の作業は昨日の続きで、獣害柵を「みちくさ庭園」の周囲に張りました。午前中は雨の中の作業でしたが、テキパキと作業がすすみ、柵を支えるポールを全て刺すことができました。

Photo_2

2  午後は、周囲130㍍に柵を張りつけてみました。入口や出口を決めて、とりあえず明日の作業の見本になる様に柵を張りつけました。

Photo_3

Photo_4  途中、どんな低木や山野草を植えていくか、と庭園の完成図を話し合って二人は庭園の出来栄えを描いているようでした。お疲れ様でした。「どくだみ荘」に帰ると、玄関に写真の様な野菜が置いて有りました。松村さん、店では野菜が高いというのに、沢山のピーマンとキュウリありがとうございました。(報告 高橋佳夫)

2018年9月14日 (金)

四季の移り変わりを楽しみながら五感を磨く森作業

 昨夜は一晩中雨が降っていましたが、朝方には雨は止み、スタッフが集合する頃には気温は20度まで上がりました。松木村廃村の荒れ地に咲いたヒガンバナの赤い色の花をじっと見ていると、秋の彼岸を迎える村民の様子が頭に浮かんできます。

Photo  今日の森作業は、「みちくさ庭園」の周囲に張る獣害防止柵と臼沢の森西の周囲に張る柵の納品受け入れ、そして柵の運びだし、「みちくさ庭園」周囲に柵を張る準備でした。

Photo_2

2  柵の運び出しは午前中に終了、午後は柵を張る周囲の草刈りや柵を周囲に運びました。庭園予定地内では重機で開墾をすすめ、庭園はひと通り耕すことができました。

Photo_3

Photo_4  スタッフたちの作業には無駄がなく、時間内に予定した通りの作業ができました。休憩時間の話は健康管理の話が多くなり、今日は鎌田さんからジンギスカンが勧められました。そこで、秋の感謝デーではジンギスカンをやってみようか、という話になりました。焼肉のタレもこだわりがあるようなので、それも用意することになるようです。

Photo_5

Photo_6  当初の感謝デーは11/3でしたが、南相馬市の植樹祭が11/4に実施されるために「秋の感謝デー」は11月18日に延期になります。世の中では、お歳暮や年賀状の注文が始まったという気の早いニュースですが、森ともたちは冬を迎える森作業の後に、身体に優しいジンギスカンを頂きながら四季を楽しみます。

Photo_7  鎌田さんは、奥様が育てているナツスイセンとハンゲショウの苗を森びと広場の土留め柵花壇に植えていました。来春以降が楽しみです。今日の作業は、鎌田、橋倉、加賀そして筆者でした。(報告 高橋佳夫)