2020年10月17日 (土)

大雨や暴風に耐えられる地域の命の森になってくれ!

Photo 今日ほど天気予報の雨マークを恨めしく思ったことはありませんでした。半年前から準備をしてきた「日光城山ふるさとの森づくり」は地域の方々と一緒にできませんでした。昨日夕方、天気が雨ということで地域の皆さんと一緒に植樹をすることになっていた植樹祭に、地域の方々には遠慮していただきました。Photo_2 植える苗木をそのままにしておくにはいかないので、森びと栃木県ファンクラブスタッフ、森びとプロジェクトの皆さん、そしてJR東労組大宮のOB会の皆さん、鎌田スタッフのハイキング仲間のご婦人の皆さん、総勢31名は1.000本の苗木を植えました。Photo_3 ファンクラブの面々は8時集合、簡単な打ち合わせをした後、植樹会場に荷揚げした苗木(16種)を整理しました。9時半には下山し、参加者を待ちました。Photo_4 Photo_5 全員が揃ったところで主催者からお礼の挨拶、早速、急階段を10分ほど登り、植え方のレクチャー。足元は雨で滑りやすかったですが、皆さん、慎重にも丁寧に苗木を植えてくれました。Photo_6 Photo_7
 あるご婦人は、「なかなか経験できないことなので雨も気にならなかった」と話してくれました。植樹は、約2時半で終わりました。一旦植えられた苗木は寒くても暑くても動くことができませんので、参加者のやさしい気持ちが苗木に伝わっているようでした。最後に、全員の笑顔で写真(一番上の写真)を撮りましたが、マスクでその様子が伝わりません。公民館に戻って、森びとプロジェクト委員会の平木ちさ子理事が作ってくれた豚汁をご馳走になり、身体を温めました。Photo_8 Photo_9 今日の森づくりでは、参加者一人が30数本植えました。大人一人の呼吸で一年間に排出する二酸化炭素量を吸収する木は約30本と言われています。このように排出と吸収のバランスがとれていると想定外の異常気象が大暴れしないかもしれません。そんなことを考えた「城山の森づくり」でした。31名の皆さん、雨の中の森づくりを成功させていただきありがとうございました。(栃木県ファンクラブ・橋倉喜一)

 

2020年10月16日 (金)

日光「城山ふるさとの森づくり」前日作業

日光市板橋区にある山城、通称「城山」に、大和木材・日光市・日光市教育委員会・自治会の協力を得て、10月17日 未来の暮らしを支える森づくり、日光「城山ふるさとの森づくり」イベント開催するために、上板橋公民館に13時集合。打ち合わせしていると、苗木が到着。

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苗木を下ろし、本数確認。明日の天気(降水確率80%)を考えてイベント開催中止として、森びと関係者とJR東労組大宮地本OBの皆さんで植樹することを決めました。

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明日は、雨なので早々に1,000本の苗木と道具を荷揚げしました。

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苗木、道具を作業階段におき、下山しました。

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Photo_14 下山後、明日の最終打ち合わせ行いました。鎌田さん、福原さん、山本さん、加賀さん、橋倉さんお疲れ様でした。報告小川

天高い青空に映える葉の輝き

1 明日は日光市「城山の森づくり」です。天気予報は一日中雨ということで、森びと栃木県ファンクラブは雨の中の植樹を心配して、現地で最後のチェックをしています。2 そんな気持ちを逆なでするかのように、足尾・松木沢の空は青空です。中倉山のブナが黄金色に輝いているのではないかと、朝、舟石峠から写真を撮ってきました。残念ですが、黄金どころか緑色でした。今年はいつもよりも紅葉が遅いようです。Photo Photo_2 Photo_3 冬の森作業の準備も少しずつはじめ、今日はお湯を沸かす燃料と器具を設置しました。Photo_5 Photo_6 森びとインストラクター・大塚さんが植えた「森びと広場」の柿の葉が鮮やかでしで写真にしました。(報告・高橋佳夫)

2020年10月15日 (木)

森づくり15年記念樹を足尾・松木沢に植えます

Photo 足尾に木を植えて15年、その記念樹を植える準備をした午前中。「みちくさ」の広場に植えようと穴を掘りました。この地は簡易ハウスを設置するために砂利を敷きました。厚さ60㌢程の砂利が敷いてあるので、土が顔を出すまで穴を掘りました。Photo_2 Photo_3 穴の傍には3年前に植えたクスノキが頑張っていますので、今年の冬も乗り切ってほしいと願い、根の周りの土を入れ替え、寒風を防ぐ準備もしました。Photo_4 Photo_5 そうしているうちに橋倉スタッフが日光「城山の森づくり」の準備のためにやってきました。午後は、一人になるので作業はなし、秋の足音を探してカメラに納めました。Photo_6 Photo_7 Photo_8(報告・高橋佳夫)

2020年10月14日 (水)

南相馬市の森の防潮堤から響く応援隊の歓喜

 秋の清々しい日、今日は第3回の役員会を雫育苗場で開きました。新型コロナウイルス感染の収束がままならない中で、スタッフはマスク、手拭き等を準備し10時に集合。ホットコーヒーを飲みながら、今日のスケジュールを確認しました。Photo_5 役員会では、応援隊を支援してくれたNPO法人森びとプロジェクト委員会の解散から新生「森びとプロジェクト」結成までの経過を報告、皆さんで理解を深め合いました。その後、「山と心に木を植える運動」の考え方を改めて読み合わせしました。320201014 20201014 その場では、森づくりは政治課題でもあることを再認識し、政治を変えるには私たちの社会運動の力こそ大切であることを考えました。しかし、語っているだけでは何も変わらないので、応援隊は「木を植え、森をつくり、育てていく」活動を継続し、そのことが世紀末の生存を不安定にさせないことにつながっていけるように頑張ることにしました。今後は、第8回南相馬市鎮魂復興市民植樹祭(10‣25)、応援隊結成5周年記念慰労懇親会(11/7)のイベントを成功させるために意見交換をしました。1014 1014_220201014_3 今日の昼食会は、山田さんの手づくりおにぎりと岩橋恵美さんのトン汁がメインデッシュ、食後のデザートは佐藤(正)さんのバナナでした。若者の佐藤(信)さんや原田さんはトン汁をお替りし、ランチは秋の青空の野外レストランでご満足のようでした。24 20201014_2 昼食後は、23~24日に補植する苗木(アラカシ・タブノキ・ネズミモチ・トベラ・シラカシ)を選定し、ポット内の草取り、苗木の整理を行いました。Photo_6 森作業終了後、昨年植樹した第7回植樹会場(6/2)の現場を見てきました。トベラの木々たちは大きく生長しており安心しました。早朝から手づくりおにぎりやトン汁づくりをしていただいた山田さん、岩橋恵美さんありがとうございました。今日の役員会、作業の参加者は、渡部、菅野、松林、山田、岩橋、道中内、原田、佐藤(正)、東城、佐藤(信)、岩橋恵美さんでした。(報告 東城敏男)